移動夏休暇:解題,樋口楓が月ノ美兎に渡した手紙

 

 という発狂ののち、樋口楓さんに向けた二次創作として、以下の #でろあーと を作成した。

 

移動夏期休暇

 

 

 画像がクソ邪魔で見にくいという人はこちら

www.pixiv.net

 

 手紙の内容は、

 

panora.tokyo

 ここで樋口楓さんが読み上げたそのままを使っている。

 アーカイブが上がっていない動画の内容をそのまま引用しているわけで、もし炎上とか削除依頼とか来たらおとなしく土下座して引き下げます。

 まず、動機として、樋口楓さんのしたためたお手紙が非常に素晴らしかったことがあり、樋口楓さんの書いた手紙を装丁して額装するような感覚でこの短編を書いたりなんだりした。

 手紙だけ文字起こしした方がきっと素晴らしく感動できると思うのだけれど、アーカイブが上がっていない内容の一部であること、そして想像力が掻き立てられるお手紙であったことから、#でろあーと として投稿することにした。

 

 この写真は大阪府大阪市にある淀川の河川敷公園で真夏の正午に撮影した。

 にじさんじアプリというのはiphoneのアプリだということで、この空の画像もiphoneのパノラマ撮影で行った。

 Twitterでは4枚の画像に分けて投稿したけれども、このクソ長い画像をギャッとズームしてもらって右から左に読んだほうが良いような気がしている。

 画像を加工して両端は夜空、真ん中が真夏の昼空に見えるようにしてある。見えなくてもしてるんだよ。文末は星を散らしたが、あんまり見えなかったけど見えすぎてもアレなのでアレですね。

 

 樋口楓さん、正直、夏休み中家に帰る暇ないって、やばすぎるでしょ。でも好きな女の心配をする男ほどダサいものはないのでこういうのを作って気を紛らわすのだよ。オタク。

 慌ただしく夏の長旅に出て行った樋口楓さんは慌ただしく帰ってきて学校の準備をして始業式へ向かった。始業式は午前だけで終わるので、久々に顔を合わせた友達との会話を楽しむのもそこそこに、宿題の残りを片付けるために家路を急ぐことになってしまった。友達とは明日も会えるし、明日からたくさん話そう……。と、ふと立ち止まり、空を見上げると凄まじい真夏の昼空が拡がっている。夏はいつ、終わるのだろう。そんなことを思って、iPhoneを空に掲げる。シャッター音がして、撮った写真を確認する。iPhoneの中の、夏空。今年の夏は本当に色々あったけれど、いつまで全部覚えていられるのだろう。あのときキミに渡した手紙の内容も、いつかは忘れてしまうのだろうか。それでもいい。この夏のこの気持ちは、あの手紙に全部込めて、キミに渡したものなのだから。

 という感じで、夏の終わりの昼空を見てこの夏を思い返すという設定の #でろあーと でした。